馬事文化の残る滝沢市では、農耕につかれた愛馬を慰安し、その無病息災を願う200年以上の歴史をもった伝統行事「チャグチャグ馬コ」があります。
毎年６月の第２土曜日に、色とりどりの装束を身に着けた農用馬が、お蒼前様（鬼越蒼前神社）から盛岡八幡宮までの約１４キロの道のりを、子ども達を背に乗せ行進する行列は圧巻です。
平成２年のチャグチャグ馬コには１０２頭の装束馬が参加していましたが、現在では６０頭程度まで減少しています。滝沢市内の農用馬の飼育も年々減少傾向にあり、県内外から相当数の馬を借用しているのが現状です。
現代では、農用馬を農作業に使うことは基本的にありません。馬主の多くは「チャグチャグ馬コ」のために馬を飼っています。
農用馬の維持には、１頭につき年間190万円程の大きな負担が伴います。この文化・伝統とその現状を皆様に知っていただきたく、滝沢市として初めての《ガバメントクラウドファンディング》に挑戦することになりました。
人と馬とが一緒に築いてきた風景を後世に残していくため、皆さまからのあたたかいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
詳細につきましては、滝沢市のHPをご覧ください。
